下肢静脈瘤はひどくなると、ふくらはぎがつりやすい、足が重だるい、むくみがひどい、かゆい、血管がはっきりとわかるくらい色が濃いなどの症状が出てきます。
どんな人がなりやすいかというと、立ちっぱなしの仕事をしている人です。
特にレジ仕事や料理の仕事など、動くことが少ない人は注意です。
なぜなら、静脈の血液は筋肉の動きを利用して心臓へ戻っていくからです。足の筋肉が使われることで、その力で血液を戻すのですが、それがあまり行われない環境だと下肢静脈瘤も発生しやすくなります。筋肉が少ない場合も血液を戻す力に影響します。これらの理由で女性に多いのも特徴です。
また、加齢や遺伝による影響もあります。親戚に下肢静脈瘤になったことがある人や50歳を超えてくると下肢静脈瘤の可能性が増えてきます。
下肢静脈瘤にならないために気を付けたいことは明快で、心臓に血液が戻るようにしてあげることです。
例えば、仕事のやり方を工夫する、足の筋肉をつける、寝るときに足を高くして寝るなどでリスクを減らせます。
鍼灸塾アンは、血流を良くする鍼灸施術、動きを良くしていく整体施術、その人にあった運動やストレッチをアドバイスする宿題と、身体を変えていく要素がたくさん揃っています。
足にかかわる似たような病気は、脊柱管狭窄症、静脈血栓塞栓症、閉塞性動脈硬化症などたくさんあります。
心配事があったら、早めに専門家へ相談しましょう。