自律神経が乱れたとか、バランスが悪いとか、よく耳にしますよね。
・・・「自律神経ってなに?」って思いませんか?
そんな自律神経を簡単に話します。
まず自律神経とは、無意識にカラダの調節をしてくれている神経です。例えば、心臓や内臓を動かしたり、汗やホルモンを出したりといったものです。
この自律神経は、①交感神経と②副交感神経に分けられます。これらはちょうど対極に位置するものです。
①の交感神経は、次のようなときに優位になります。
例)攻撃的なとき・緊張しているとき・気を張っているとき・ストレスなど負荷がかかっているとき、など
②の副交感神経は、次のようなときに優位になります。
例)寝ているとき、リラックスしているとき、お酒を飲んでいるとき、など
これも、胃で例えてみると、
①交感神経が優位のときは、胃液の分泌をとめて(今は胃液を出す必要がないと判断する)、
②副交感神経が優位のときは、胃液の分泌で消化を促す、といった感じです。
このように、カラダのそれぞれの内臓や器官は両方が影響します。(二重支配、拮抗支配と呼びます。)