腰痛のツボはどこにあるの？ | 茅ヶ崎の鍼灸塾アンは乱れた神経を正常化

腰痛のツボはいくつもあるのですが、ここでは押しやすいツボを２つ紹介します。

ひとつは、腎兪（じんゆ）です。背骨の第２腰椎より外側に4～5ｃｍのところにあります。

でも、こう言われても「第２腰椎がどこかわからないよ！」となりますよね。

腎兪を簡単に押すには、左の写真のように、腰を触るように両手を骨盤の上にあてます。骨盤の上に手を乗せるイメージです。そうやって、手を置いたときに、小指の先あたりに来るのが腎兪です。多くの腰痛ではここを押すだけでも反応があると思います。

位置がわかったら、ベッドや布団などにあお向けで寝て、拳をつくって腎兪にあてるようにして力をぬきましょう。そうすると、リラックスした状態で腎兪を押せます。

もうひとつの腰痛のツボは、中渚（ちゅうしょ）です。

手の甲、薬指と小指の第三関節の近くにあります。

さきほど紹介した写真の答えがこれです。

手のひらを下にして拳を作り、薬指と小指につながる盛り上がった骨の間をちょっと手首側に移動したところです。場所がわかったら、反対側の親指などで押してあげましょう。こちらは、場所を選ばずにどこにいても押しやすいので便利ですね。

これらのツボは、はりやお灸をしてあげるとさらに体の変化を感じられることがあります。

ただ、体の悩みの原因は思わぬところにあることがあります。専門家にきちんとみてもらいつつ、ツボを押すなどの自分で体のケアができるのが理想です。

鍼灸院には鍼灸院の、病院には病院の、それぞれの良さがありますので、自分の体にあわせてかかるのが良いですね。

どこに行ったらよいかわからない場合は、いつでもご相談ください。その人の体に合わせた治療ができるようにアドバイスいたします。

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