身体の仕組みが分かったところで、血流を良くする方法です。
血流は心臓から離れれば離れるほど悪くなります。特に足先などは立っているときには重力に逆らって心臓に戻るためそれだけ力が必要になります。筋肉の筋ポンプ作用といって、筋肉の動きの力で血液は心臓へ帰っていきます。
そんなときに自分で押せる、脚の血流を良くするツボがあります。
膝頭の上端から上に２cm。そこから内側に２cmいったところに「血海（けっかい）」というツボがあります。これが脚の血流を良くするツボです。血流を良くするほかにも、婦人病や冷え症、太ももや膝の痛みにも効果が望めます。
ツボは体格などにもより誤差があると考えていますので、厳密に2cmでなくていいです。押してあげるとなんとなく他と違う感覚があります。他にも、膝のまわりには効果の高いたくさんのツボが集まっていますので、その周辺を押そうくらいでよいです。お風呂や寝る前などに押してケアしてみてください。
そして、筋肉をよい状態に保ってあげることが重要です。一度硬くなって柔軟性を失った筋肉は、鍼灸施術や整体施術でゆるめてあげると本来の動きを取り戻して血流もよくなります。
ふくらはぎに限らずですが、身体の痛みや疲れがとれないことは、身体からの合図です。その合図を見逃さないようにしましょう。
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