体が痛みを訴えているのに痛くなる心当たりがない・・・そんなことありませんか?
外傷をきっかけに、その部分とは違うところが痛みを感じたり体の変化が起きることがあります。複合性局所疼痛症候群(ふくごうせいきょくしょとうつうしょうこうぐん。CRPS。)と呼ばれる、慢性の痛みを感じてしまう進行性の疾患です。
骨折・打撲・心筋梗塞・脳卒中・手術・注射などから、そことは関係ない場所に痛みが出る、むくみが出る、皮膚の色や体温が変わる、汗の量がいつもと違う、関節が動かしにくいなどの症状があらわれます。
似たような疾患で、肩から手にだけ症状が出る肩手症候群や、触っただけでも痛みを感じてしまうアロディニアなどもありますが、心当たりがない人はこの可能性も気にしてみましょう。