上腕二頭筋の長頭腱は、肩の一番外側あたりにくっついています。
肘を曲げたり、腕を上にあげようとするときに使われる筋肉です。
上腕二頭筋長頭腱炎の症状としては、
・肘を曲げたり、腕をひねったりするときに腕が痛む
・肩より上に腕を上げようとすると痛みが増す
・頭を洗っていると腕が痛む（ある特定の角度で痛くなる）
などがあります。
原因は、過度なトレーニング、決まった動作での長時間の筋肉への負担、加齢による変性などさまざまです。
上腕二頭筋の長頭腱に炎症が起きているのですから、その原因（症状）が悪化しないようにしていくのが望ましいです。しかし、上腕二頭筋は生活するのによく使われる筋肉です。悪化すると腱の断裂にもつながりかねません。
鍼灸塾アンでは、痛み症状の原因となっている上腕二頭筋への鍼灸施術でまず痛みをやわらげていきます。痛みの程度や症状によって、すぐ元通りに動ける場合もあれば、時間がかかる時もあります。無理をして悪化させないことがポイントです。
痛みがやわらぎ、動かすことが問題なくなってきたら、次はそれを繰り返さないための運動を伝えていきます。
ひとくちに運動といっても、その人の体の状態・生活環境・仕事内容によって、向いているものと向かないものがあります。ですから、お話を聞いていく中で自分の体に一番適したものを紹介していきます。最小の労力で最大の効果が得られ、その後も痛み症状に悩まされないための習慣作りを目指していきます。
体の悩みを繰り返さないために、自分に合った対処法を知っていきましょう！
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