変形性関節症は、股関節や膝の痛みとして感じる人がほとんどです。これは、股関節や膝にかかる荷重が大きいためです。肥満などの体重増加でもそうですが、今まで生きてきた環境にもよります。
荷重の話を少しすると、姿勢良く普通に立っている状態では、股関節にかかる負荷は体重の約1/3です。60kgの人であれば、左右それぞれ20kgの負荷がかかることになります。ところが、片足立ちで立っている足側の関節には約3倍の180kg、歩行中の関節には約2~4倍の120~240kg、走っているときの負荷は約4~5倍の240~300kgにもなります。もちろん、歩き方・走り方で負荷の程度は変わりますが、こんなに負荷がかかるものなのかと驚くと思います。
ですから、スポーツで活躍した人、運送や引っ越しなどで重たいものを持つことが多かった人、デスクワークが中心だった人など環境は人によって異なるため、その人に合わせた予防と治療が大切です。
下半身の筋肉をしっかりとつけて、その筋肉で関節の負荷をやわらげてあげることもできます。痛みが少ないなら筋トレが痛みを取る近道でしょう。痛みが強いときは筋トレも続きません。まずは痛みをなくすか少なくしてから、筋トレするのが良いです。
ひどい場合は手術や投薬もありますが、また別のカラダ全体への負担の問題が出てきます。
カラダが変だなと気づいたら、早めの対策と対処が大切です。心配事がありましたら、いつでもご相談ください。