体内に熱がこもったときは汗をかいて熱を外に逃がそうとします。ですが、汗を出す水分が足りなければ、水分が失われたことによる命の危機をさけるために汗をかけません。
同様に、体内で熱を作る機能を十分に働いてもらうためには何が必要なのでしょうか。
まずは、代謝です。体の代謝の際に生まれるエネルギーは体温の維持に重要です。筋トレなどの運動には「ふるえ産熱」といって、筋肉を動かすことで熱が生まれます。筋トレや運動などで代謝を高めるようにすれば良いですね。
また、寒いと勝手にブルブルっと体が震えることもありますよね。「非ふるえ産熱」といいますが、肝臓などの臓器でおこります。これも体が代謝を高めようとして反応するものです。
臓器も産熱に影響すると聞いて驚くかもしれませんが、実は消化管なども産熱の役割を持っています。食事誘発生産熱反応(特異動的作用とも言います)といって、食事をすることで食後の数時間は食べ物の吸収で代謝が増加して熱が生まれます。
この他に甲状腺ホルモンなどでも体温は変化しますが、自分で出来ることとして代謝を上げることをしましょう。運動やトレーニングで筋肉をつける方法や食事をする方法など、冷えを感じたら代謝を上げる方法を知っておきましょう。
鍼灸施術も冷えには有効です。鍼を体に刺すことで、血流が促進されます。代謝が上がるので冷え性の人にはおすすめです。「運動も食事もしてるけど冷えるよ~」って人は鍼灸塾アンの鍼灸施術を受けてみてください。
完全予約制なので、まずはお電話かお問い合わせフォームよりご連絡ください。
体温が良い状態を保てると免疫機能も一番良い状態で働いてくれます。
風邪などのウイルスで体調を崩すことも減りますよ。